2008.11.18 Tuesday 20:20
ユリエルとグレン 1闇に噛まれた兄弟
石川 宏千花
ユリエルとグレン 1闇に噛まれた兄弟読みました♪
この本はチビ子のお誕生日にプレゼントした本の中の一冊です。
が、何故かチビ子も私も最初の数ページで読むのを止めてしまって・・・
何故なのかは今は分かりません(;^_^A アセアセ…
でもなんだか「積ん読コーナー」(未読の本などを積み上げてあるところ)を見るたび気になって。。
で、昨夜「テーマは悪くない。ヴァンパイアは好きなジャンルだし(ポーの一族からダレンまでw)今日は胃も痛いことだし、ゆっくり静養がてらベッドで読書でもしよう。」ということで読み始めました。
(実は一昨日から胃が痛い。。胃痙攣まで行かないけど・・・なのに昨夜はすきやき食べに連れて行かれた・・・何故か外食で牛肉食べるとお腹壊すのよね・・・牛脂が強いと体に合わないらしい・・・)
と言う事で読み始めた訳ですが感想は「なかなか良かったですよw」
物語は・・・
アマゾンの内容紹介では↓のようになっていますw
ヴァンパイアに向かい合う、二人の兄弟の旅 吸血鬼により《日常》を奪われた二人の兄弟は、旅の途中、ある村で起きた連続少女殺害事件の調査を担うことになった。第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞作。
んで私が宣伝文を書くとしたら↓(;^_^A アセアセ…
ある夜、ヴァンパイアに襲われ母を失い、兄グレンをも失ってしまうかの刹那、「無限の血」を持つ弟ユリエルはヴァンパイアに何を望んだのか・・・
その望みがこの兄弟に何をもたらしたのか・・・
そして「無限の血」とは何か?
くさいコピーを書いてしまいましたが〜〜o(〃^▽^〃)oあははっ♪
物語の筋は面白かったです。
文章はなんというか「ぱっと頭に閃くような描写」がちょっと甘い感じで所々「脳内補完」しながら読みました。
(そういう私の文章の方がずっとダメダメですけどね〜!でも文章力と読解力は別と言う事で宜しくお願いします〜〜)
でも「人物描写」は講談社児童文学新人賞の応募作品ということでページ数など色々制約がある中で、登場人物の内面が伺える描写は上手く書けていると思いました。
ほんの数行で「あ、この人こういう人なんだ」って理解させる文章が簡潔で的を射ていると思いました。
どんな本を読んでいても思う事なんですが「必要な事が簡潔に分かりやすく書ける」と言うのはすごく重要だと思うんですよね。
だってさ〜〜最近の本ってやたら長編化しちゃって内容はグダグダ同じような事を何ページも使って書いてるだけ〜〜って多いと思いません?
(ページ稼ぎかよ!!!とか思うときありますもん〜〜)
まぁそういうのも「少しでも深く内容を理解するためのページなのね」と一生懸命読みますけどねw(活字中毒だから読み飛ばすなんて出来ませぬ!(>_<))
なにはともあれ、この作家さんの書く登場人物の「ピュア」な部分がとても好きになりました。
きっとこの作家さんもピュアな心の持ち主なんでしょうね。
新人さんと言う事でこれから先が楽しみですね。是非頑張って欲しいと思います!
「続編読みたいな〜」と思いましたらアマゾンで続編の予約が出来るようになってました♪
↓発売日は2008年11月22日みたいですね。今から楽しみです♪
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石川 宏千花
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