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三国志人物事典
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渡辺 精一


↑とうとう買ってしまいました・・・orz

先日来、ギャオ無料TVで「三国演技」を観てるのですが。

なんせ登場人物が多くて(>_<)ゞ(1500人ですって〜〜!!)

おまけに似たような名前が多いし!

別にボーッと観てても有名どころの武将は分かるし話の流れに支障は無いんですけど。

でもそこは「凝り性」故に・・・

何度か繰り返し観てると「えっ?この人って誰だっけ?あ、この人こういう役割だったのか」とか色々と・・・あはは。

で、取りあえず一番レビューで評判の良い本書を選んでみました。

結構なお値段なんで悩みましたがレビューを書いてる皆さんの「評」を信じて!

それにしても「三国演技」面白いですよ〜

お話の本筋以外のとこもすごく面白いです♪
日本人とは全然違う国民性とか〜〜

「あい」とか「ふんっ」とか馬から転げ落ちて大泣きしたり武将もすぐ落涙するし〜

先日娘と編み物をしながらチラ観してましたけど「字幕も画面も見なくても全然分からない中国語でも怒ってるのか泣いてるのか嬉しいのかすっごく分かりやすいよね〜」なんて話してましたw

演技過多なのか本当にああいう国民性なのか知りませんが感情表現が分かりやすくて〜〜

日本の戦国武将物なんかだとシーンとしたシーンでよ〜〜く役者さんの顔を見てないと心の動きが読めないてのあるじゃないですか。
眉のかすかな動きで内心を読みとるとか。

日本人とは本当に根っから違う民族なんだな〜と思います。

あ〜〜こういうのなんて言ったかなぁ・・・
昔読んだパールバックの「大地」に書いてたと思うんだけど思い出せない。

あ〜なんだっけっか・・・(大陸的とかって言うような意味の中国語なんだけど何方か教えて〜〜)
ribia2 | 読書日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
終戦記念日によせて 日輪の遺産/シェエラザード 浅田次郎


おはようございます。

今日は8月15日。終戦記念日ですね。

と言っても戦後生まれの私には学校の歴史の授業や、映像、その他で得た知識くらいしか無いんですけどね・・・

大分前にTVで見たのですが最近は8月15日が終戦記念日と知らない人もいるとか・・・

さて「終戦記念日」で私が思い出す本が何点かあるのですが今日はそれをご紹介したいと思います。。

日輪の遺産

終戦直前、帝国陸軍がマッカーサーから奪った時価二百兆円に上る財宝が極秘裏に隠匿された。それは、日本が敗戦から立ちあがるための資金となるはずだった。そして五十年後、一人の老人が遺した手帳がその真相を明らかにしようとしていた―。終戦時の勤労動員の女生徒たち、密命を帯びた軍人など、財宝に関わり、それを守るために生き、死んでいった人々の姿を描いた力作。心地よい感動があなたを包む。
アマゾンより引用

シェエラザード〈上〉 (講談社文庫)
シェエラザード〈下〉 (講談社文庫)

昭和20年、嵐の台湾沖で、2300人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸(みろくまる)。その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていく――。いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。日本人の尊厳を問う感動巨編。
アマゾンより引用


浅田次郎は蒼穹の昴を読んで以来、好きな作家になり一時期夢中でこの作家の本を読みました。

その中でも「日輪の遺産」と「シェエラザード」は忘れられない作品になりました。

どちらの作品も「あらすじ紹介」だけを読みと「宝探しもの」の様な印象を受けますが(もちろん宝探しではあるのですが)いずれも魂を揺さぶられる人間ドラマであると思います。

浅田次郎さんが描く「軍人さん」良いですよね・・・

ribia2 | 読書日記 | comments(0) | trackbacks(0) |
ネシャン・サーガ 全9巻(コンパクト版)ラルフ・イーザウ



ネシャン・サーガ(コンパクト版全9巻)読みました。

これもマイ・ブーム「ハリポタ完結記念ファンタジー月間」の一環で読みましたw

この「ネシャン・サーガ」はズ〜〜ット前から知っていまして(ファンタジー界では有名ですものね!)何年か前に「読みたい」と言う上の子にこのコンパクト版を買ってあげたので本は手元に有ったのですが。。
なかなか読む機会が無く、今回の「マイ・ブーム」を切っ掛けに読むことにしました。

本が手元に有りながらあまり進んで読む気にならなかったのは・・・
例によって・・・
「ローワン」の気が弱く苛められっ子と言う設定やロード・オブ・ザ・リングの映画のDVDを購入したものの1年以上も観なかった理由(主演のイライジャ・ウッドが他の出演作で苛められ役とかが多くてそういった切ないイメージが厭で)と同じなのですが・・・
(ロード〜は原作を読んでいなかったのでお話の内容を知らなかったのです。)


このネシャンサーガの主人公も「ネシャンの国のヨナタン」と「イギリスの車いすの少年ジョナサン」と言う人物設定で・・・
どうも悲しい展開、切ない展開を感じさせるものには弱いんですよね・・・
誤解されると困るのですが偏見というのじゃなくて何というかたかが読書だ、映画だ、と言っても私は本や映画を観るときにかなりのめり込んでしまうので「救いのない」ものに触れてしまったときにかなりのダメージを受けてしまうんです。。

そう言った訳で「自己防衛」と言うか恐がりというか・・・

でもやっぱりこれだけ「良書」として語られるネシャン・サーガ、きっと読後に後悔することは無いのでは・・・?と思い今回のマイ・ブームを切っ掛けに読んでみました。


読後感は・・・「読んで良かった」です。

「お話」はとても「深い」です。

この本は読む人の年齢、人生経験、物の考え方、或いは宗教観で全然違う読後感をもたらすでしょう。

あまりに有名な本ですのでここでは粗筋などは割愛させて頂きますがこの本を始めハリポタにしてもナルニア物語にしても多くの「ファンタジー」の永遠のテーマ「愛」がこの本の主題であることをここに記して置きますね・・・



さてさて。今日は7月23日。
ご存じ、ハリポタ最終巻日本語版発売日ですね。

皆さんはもう本を手に入れましたか?

私は今日午前中にアマゾンから届きました。

1時過ぎにネシャン・サーガを読み終えましたのでこのブログを書き終えたらアマゾンの箱を開けて読もうと思います♪


夕方から用事で出かけなくてはならないのは辛いところですが・・・
上下巻でページも多く「同じページを何度も読み返しながら」読む私の読み方ではなかなか読後感を書けないと思いますが・・・

ではでは皆さん、またねw








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ローワンと魔法の地図/ローワンと黄金の谷の謎


ローワンと魔法の地図  リンの谷のローワン〈1〉
ローワンと魔法の地図 リンの谷のローワン〈1〉
エミリー ロッダ,Emily Rodda,さくま ゆみこ,佐竹 美保
ローワンと黄金の谷の謎 (リンの谷のローワン)
ローワンと黄金の谷の謎 (リンの谷のローワン)
Emily Rodda,さくま ゆみこ


先日(10日頃かな?)リン谷のローワンシリーズの1(魔法の地図)と2(黄金の谷の謎)読みました。


この本はオーストラリアの作家「エミリー・ロッダ」の本です。

実はこの本は何年も前にネット友人の「ゆめのさん」に教えて貰って知っていたのですが最近まであまり読もうと言う気になりませんでした。

その理由はこの本のレビューなどで主人公の少年が「気が弱く苛められっ子」だと言うのが気になって〜〜

どうもそう言うのに弱いんですよね・・・
エミリー・ロッダの本はデルトラ・クエストを読んでいて好きな作家さんなんですけど・・

苛められっ子が嫌いと言うんじゃなくてどうも人が苛められる描写とか胸が痛くなって厭なんですよ・・・
そういった描写のある文章を読んだ後は軽い鬱状態になったりしますし・・・

それがなんで読んでみようと思ったかと言うと・・・
やっぱりエミリー・ロッダの本だったから・・・かな〜

ゆめのさんのお勧めもあったしエミリー・ロッダの本が酷い事を書いてある筈ないし・・・これだけ有名なファンタジーならきっと良い本に違いない。と思った訳です。
そう思うのに何年も掛かりましたけどね。
(現在のマイブーム・ハリポタ完結編記念ファンタジー月間の一環と言うのもありましたw)

で、読後感は良かったですw


この主人公の少年ローワンは確かに気が弱くて、この少年が住む「リン谷」の「勇敢な住民達」から見たら歯がゆいくらい頼りない存在なんだけど、この本は「本当の勇気」とか「約束」とか「相手を思う気持ち」とか素敵な宝物でいっぱいでした。


この本は颯爽とした主人公が現れてビシバシ問題をクリアして目出度し目出度し!読後感スカ〜〜ッ!!!ってな本じゃ無いけど読み終えた後は「しみじみと幸せな気分」になれますよ。

因みにチビ子も私の後から読んで最初は「これって・・・どういう話なのかな・・?」なんて私に質問して来ました。
チビ子なりに最初の方を読んで「この子大丈夫なのかな〜どういった展開になるのかしら・・・」と思ったようです。

「取りあえず読んでみたら?本当の勇気がどういう事か分かるよ」と答えました。
そして後日チビ子の読後感は「いい本だったね。」でした。

子供なりに「しみじみ」したのではないでしょうか?

この本がいつまでも愛される世の中でありますように・・・
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ネバーランド  恩田 陸
ネバーランド (集英社文庫)
ネバーランド (集英社文庫)
恩田 陸


【ネバーランド】読みました。

良かったです。


読書って本当に楽しいですね。
私は「手当たり次第」これは?と思った本をどんどん読んでいく「乱読派」なんですけど時々「宝物」を掘り当てたような良い本に巡り会えます。

この本は遠い昔に忘れてしまった様な「きらきら光る宝物」を掘り起こしたような気分にさせてくれる本でした。

粗筋は・・・

舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。そしてイブの晩の「告白」ゲームをきっかけに起きる事件。日を追うごとに深まる「謎」。やがて、それぞれが隠していた「秘密」が明らかになってゆく。驚きと感動に満ちた7日間を描く青春グラフィティ。

by アマゾン

なのですが、始め「学園物か〜〜あまり好きじゃ無いな〜」と思いつつも読んでみました。

読後感は・・・忘れていた瑞々しさを思い出させる本でした。

ずっとずっと昔に観たスティーブン・キング原作の映画「スタンド・バイ・ミー」を久しぶりに見直したくなりました。

スタンド・バイ・ミー 〔SUPERBIT(TM)〕
スタンド・バイ・ミー 〔SUPERBIT(TM)〕
スティーブン・キング










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常野物語 光の帝国/蒲公英草紙 恩田陸


光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
光の帝国―常野物語 (集英社文庫)
恩田 陸
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫 お 48-5)
蒲公英草紙―常野物語 (集英社文庫 お 48-5)
恩田 陸



【光の帝国】読み終えました。【蒲公英草紙】はまだです。

この本は「短編集」で「常野」と呼ばれる一族の物語です。
「常野」とは不思議な能力を持った一族でありながら穏やかで知的で、権力への思向を持たず、常に野の人たれと言う思想を持ち普通の人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々のことです。

それぞれの「短編」がやがてひとつの物語に集約され・・・

と言った感じの本なのですが・・・


う〜〜ん〜〜〜
あまり好みじゃ無いかな〜
嫌いじゃ無いんですけどね。超能力とか魔法とか〜〜

多分このお話にスッと入っていけないのは「疲れてる主人公」が多いからなのかも・・・

「ツル先生」と子供達の「疎開」のお話は良かったですけどね。
でも「犬」のことは複雑な気分・・・




余談ですが〜〜
この本は9日に買ってきて10日朝から読み始めたのですが〜〜
この本の最初の方を少し読んでから「昼寝」したら自分と周りの人が何故か危機的状況に陥っていて何故かいきなり「超能力者」になってしまって
その危機を乗り越えてしまう〜〜と言う夢で魘されました・・・
せっかくの昼寝がもの凄く疲れました・・・

あまり本の内容で夢を見たりしないんですが〜〜
(しょっちゅう「起きてる時に」妄想はしてますけど〜〜笑)
ちょっとこのところ「新世界より」とか色々立て続けに読んでいるのでかなり脳みそが疲れてるのかも〜〜〜
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闇の子供たち 映画化によせて・・・
闇の子供たち
闇の子供たち
梁 石日


『闇の子供たち』と言う本を知っていますか?
この本はもう何年も前に読んだのですが・・

この本は、北野武が主演した「血と骨」の原作者「梁 石日」ヤン・ソギルの著書です。

「血と骨」も大分前に読み、読後感は「暗澹たる気持ち」になったものですがこの「闇の子供たち」を読んだ衝撃と言ったら・・・

それがこの度、映画化されて8月2日(土)より上映されるそうです。

『闇の子供たち・・・公式サイト>>』

映画化を知り本を読んだ当時のトラウマを思い出してしまって・・・


私は書店に入るとまず「新刊書コーナー」で色々な本を物色するのですが
この本が出版された当時、書店で一番目立つ場所に平積みされていて良く目にしたのですがパラパラと捲ったページが悪かったせいかそのページの「話」が少年の売春のような場面でその手の話は苦手なので軽い嫌悪感から「購入リスト」からは即座に外されました。。。が・・・

その後も行く書店、書店で目に付く場所に・・・

ある日、意を決して再びこの本を手に取り中身を改めてみると・・・
この本は私が誤解していた「少年愛物語」でも「児童売春」の話を愛好するような本でもありませんでした。

この本は『ヤイルーンは八歳のときに売られてバンコクに連れて行かれた…。幼児売春、臓器売買。抑圧と貧困が支配するこの世界で蹂躙される子供たちの運命を描く。by アマゾン』本でした。

えっ?これ小説なの?こんな酷い内容なのに実の国名とか出てるけど・・・実話なの??

その思いがこの本を購入した動機です。

読み進めるほどに内容の凄まじさに手が震え、怖気がするようでした。

東南アジアでは子供達を食い物にした売春組織があるのはニュースなどでも知っていましたが・・・・


貧しさ故に親に売られる子供達。
抗う術もなく大人達の言いなりに蹂躙されて行く子供達。
「使い物」にならなくなったらゴミのように捨てられ・・・
必死の思いで故郷に戻っても待っていた仕打ちは・・・
そして例え「健康」であっても健康故に待ち受ける運命はあまりにも惨い・・・

貧困と弱者に群がるエゴの物語に戦慄が走った本でした。

読後感は自分が無力であるという「無力感」に苛まれ暫くは心的外傷を受けたような鬱状態でした。
もちろん小説ですから過剰な書き方、誇張された描写もあると思いますが少なくとも「本当にあった(ある)話をモチーフ」にしていることからは目を背けてはならない。と言うメッセージを強く感じました。

この本の「表紙絵」は「ゴキブリを食べている子供」の絵です。

この絵がこの本の登場人物のうちの誰なのかは本を読むと分かりますが
このゴキブリを食べた子供のその後を思うときに貧困問題の根深さ、自分の痛みを上回る痛みを他者に与えても、それが唯一自分が生き残る手段という恐ろしい負のスパイラルに戦慄が走らずにはいられません・・・・・

この本をお読みになる場合は何卒自己責任で・・・


追記;7月10日(水)
youtubeで映画のトレーラーがありましたので貼っておきますね。
この映画は【PG12】指定です。
12才以下でも保護者同伴なら観られるんですね・・・

多分「映倫」があるので本のようにむごいシーンは上手くカムフラージュされていると思うのですが・・・

「火垂るの墓」でも号泣してしまった子供達にはショックが強すぎるかな・・・
でも本の中にあった「知ろうとしないから現実が見えない」と言ったメッセージが頭から離れません・・・



上映映画館の情報は>> http://www.yami-kodomo.jp/theater.html


関東は↓です。
東京   シネマライズ 03-3461-0051       8/2(土)〜
神奈川  109シネマズMM横浜 045-664-0109    8/2(土)〜
    109シネマズ川崎 0570-007-109      8/2(土)〜
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新世界より 貴志 祐介


新世界より 上
新世界より 上
貴志 祐介
新世界より 下
新世界より 下
貴志 祐介



【新世界より】読みました。
この本は映画化もされた「黒い家」とか「青の炎」の原作者 貴志祐介氏の新作です。

読後感から言いますと面白かったですよ。

でもこの本は「好き嫌い」が分かれるかな〜

お話の筋はとても興味深いのですが「舞台設定」で駄目な人は駄目かも?

この本はこのところのマイ・ブーム「ハリポタ完結記念ファンタジー月間」でハリポタ完結編が届くまで「ファンタジー系」の読書をしようと書店で探して来たものなのですが。


書店でパラパラと「中身検索」したところ、どうやら舞台設定が私の苦手な「時代劇風・・・?」なんですがチラチラと読むとやっぱ「現代風」だし?

う〜〜ん?不思議な設定だな。意味不だわ〜〜
でもちょっと面白そうかも?と取りあえず上下巻の「上」だけ買って帰りました。

だって新刊書は高いもんね。もし挫折したら勿体ないしwリスク分散と言うことで「上」だけ買ったわけです。

で、この時に他にも何冊か購入したので(セブンスタワーとか魔界の塔とか)そちらを先に読んだので10日程「積ん読」状態でした。

何というか「新世界より」の舞台設定(昔の日本風)が苦手系だったせいか読みたい気持ちはあっても「飛びつく」って感じじゃなくてすぐ読む気にはなりませんでした。

でやっと先月27日に病院の待ち時間に読む本が他に無いので「新世界より」を持っていき読み始めた訳ですが。

それなりにスラスラ読めるし話も分かるのですが〜〜
まず始めに頭の中に「これっていつの時代よ?」って言う???が出現します。

それから「和風な設定」ですので「漢字」が多いです。
難しい漢字と言う訳じゃなくて昔風漢字と言うかあまり現代小説に出てこないような「単語」が出てきます。
「八丁標」とか「業魔」とか、地名も「松風の郷」とかね。

普段から時代物が好きな人には抵抗は無いと思いますけど、この小説は「時代物」どころか「超SF小説」だと思います〜
(〜マイブーム、ファンタジー月間の「ファンタジー」とも違うジャンルだと思います〜)
くれぐれも「時代物」が好きな方、この本は「時代小説」じゃ無いですのでご注意くださいね。


本当はどんなストーリーなのか書くべきなのかも知れませんが・・・
出来れば粗筋など知らずにお読みになるのをお勧めします。

この本に限ったことじゃないですがこの本の「ネタバレ」だけは避けた方が〜〜と思います。
その「おもしろさ」をここに書いちゃイケナイおもしろさでした。

私の場合は「なんだこれ〜いつの時代なの〜〜なんの話だ〜〜〜」と「一体面白いのか?面白くないのか?」と頭の中に「???」を抱えながら読み進めました。

んで取りあえず「面白かった」です。はい。
読み始めてすぐに「下巻」をネットで注文しましたしw


読後感も「色々考えさせられるなぁ〜」「日本の未来は・・・」とか思える感じでした。

でも「一体どんな内容の本なのさ!?」と言う方に・・・
私風にさわりだけキャッチコピーを作るとしたら・・・


「近未来、人類は超能力を得る。これは人類にとって福音なのか?神の力にも等しい力を得た人類は果たして・・・・!!!!」

う〜〜ん我ながらくさいキャッチコピーだ〜〜〜(≧m≦)ぷっ!

この本、いつか映画化されるでしょうか?
映画化されたら是非観てみたいですが。
出来れば「実写映像」が良いけど。
日本の映画界にはお金が無いのでやっぱ無理かな。
でもCGアニメじゃ興ざめだわ〜〜
ゲゲゲの鬼太郎レベルでいいので実写して欲しいです〜〜

あ〜〜〜〜〜・・・・!!!
でもひとこと書きたい。ここからはネタバレ嫌い&不要な方は読まないでね。(読むなら自己責任でお願いします。)
↓↓↓

続きを読む >>
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セブンスタワー 全6巻
セブンスタワー 1―第七の塔 (1) (小学館ファンタジー文庫)
セブンスタワー 1―第七の塔 (1) (小学館ファンタジー文庫)
西本 かおる


セブンスタワー全6巻読みました。

このところ「ハリポタ完結編日本語版発売記念ファンタジー月間」がマイ・ブームです♪

でも全然今までのハリポタ読み返して無いんですよね(≧m≦)ぷっ!

もうハリポタはとにかく何回も何回も読み直したので〜〜
あげくに「ハリポタネタバレ日記」まで書いて自分的にここは忘れちゃならない!ってとこをメモしてきたので。
今はその日記を時々読んで記憶を呼び覚ましています。

で?何が「ハリポタ〜中略〜ファンタジー月間」かと言うと。
ハリポタ完結編が家に届くまでに「ファンタジー系」の読書をしようかな〜〜と思った訳です♪

まず手始めに「カスピアン王子の角笛」を映画で観たのを皮切りに再度「ナルニア国物語」を読み直しました。

それを読み終えて次は何か無いかな〜と書店で探して来たのがこの「セブンスタワー」です。

物語は・・・

「影の国」に暮らす主人公の少年タルは「選民」と呼ばれる自分の暮らしに何の疑問も持たずに暮らしていた。

が、ある日「父親が行方不明になった」との知らせが・・・・

母親はこのところ原因不明の病気で伏せがちな上に父親まで・・・
更に間近に迫った「成人のための儀式」には「1級のサンストーン」が必要だがサンストーンを持った父は行方知れずに・・・・

このままでは「選民」の地位を奪われ病気の母や幼い弟妹を守ることも出来なくなる!!
父の留守の間「お母さんや弟妹を守る」と約束したのに・・・・!

こうして主人公タル少年は冒険の旅に否応なく駆り出されて行くのですが
そこに待ち受けていたのは・・・・・

(あ〜我ながら文章力無いわ・・・脱力・・・)

読後感から言いますとなかなか面白かったですよ。
このところチョコチョコとファンタジー系を読んでいるのですが成る程こういう舞台設定もあるのね〜と作家さんの想像力に感心しました。

主人公のタル少年は最初の頃は「自分は選民、選民なんだぞ!!」と言う面が強くて「なんだかな〜なお坊ちゃん」です。
デルトラ・クエストのリーフ少年と比べても「性格悪いんじゃないの〜」と言うか性格は悪くないけど「まぁ今まで特権階級のお坊ちゃんだったしね〜無理もないか〜」てな性格です。

が、図らずも一緒に「旅」をすることになった「氷民」の少女ミラと行動を共にするうちにミラの真っ直ぐな物の考え方に感化されタル少年も少しずつ大人&グローバルな視点を持つように・・・


結末は、まぁちゃんとちゃんと!治まるように&続編が書けそう〜てな終わり方でございました。
が、ひとつ気になったのがタル少年、ちと猜疑心が強すぎなんじゃ〜?とか思いましたけどねw
まぁ今まで信じていた世界がひっくり返ったんだから無理もないか?とも思いますけど。
なかなか「人間くさい」仕上がりの主人公で御座いました。


上の子供にこの本の評判を聞いたら学校でもなかなか「面白い」と評判の本らしいです。
夏休みにお子さんに何か本をとお考えでしたら如何でしょうか?

因みに我が家では今小3のチビ子がデルトラ・クエストを読んでいて次にはこのセブンスタワーを読みたいそうです♪


このセブンスタワーはジョージ・ルーカスが「映画化権」を獲得したとかしないとか巷の噂ですが獲得してたら近々映画化されるんでしょうかね?
ジョージ・ルーカスお勧めの本なのは間違いないです♪
できればCGじゃなくて実写で作って頂きたいのですが〜〜〜無理かな〜?



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魔界の塔 山田 悠介
魔界の塔
魔界の塔
山田 悠介


【魔界の塔 山田 悠介著】読みました〜〜〜

感想は特にありません〜〜〜
強いて言えば読後感は「はぁ?これで終わり?」でした。

表紙絵は今風ハンサム君(イケメンって言うのかしらね今風だと)ですね〜

甥っ子に似てるわw



お話の「出だし」は良かったんですが〜〜
なにやら昔あったポケモンTV放送の「画面チカチカで倒れた人が救急車で運ばれた」事件?なんか思い出しちゃいましたけど。

取りあえず「画面チカチカで倒れた人が”お前も石に〜”」とか何とか呪いを掛けられて〜〜〜ゲーマーでニートの主人公が解明に〜〜〜って話しなんですけど。

う〜〜ん・・・この本ってホラー・サスペンスだったのか。
ホラーはあんまし好きじゃ無いけど確か本の「帯」だかどっかだかに「意外な結末」とあったのでそれに期待しつつ、いつ「意外な結末」が出るか、出るか、と思ってるうちにアットいう間に読み終えてしまいました。
(多分、あのお父さんの「真実の姿」が意外な結末だったのね)

「お話」のプロットは悪くなかったと思いますよ〜〜〜
欲を言えばもう少し「肉付け」と納得できる「結末」が欲しかったですね〜〜

”ホラー”はあまり好きじゃなくても一応期待してたんですが・・・
子供の怨念じゃあそこまでが限界だったのね・・・多分・・・

”サスペンス”の方も、チャッチャと謎解きが進みまるでTVの2時間物サスペンスドラマのようで御座いました。


でも文体はすっきりしててイメージとしては「携帯小説」みたいに殆どが「会話」で出来てる小説なので時間のない時に「サッと読みたい」てな時には読みやすいかも?



私も夕方に買ってきて家事の合間に読んで夜には読み終えてしまいましたので。


なんだか昔の「ツイン・ピークス」みたいな後味でございました。
ツイン・ピークスを長々長々〜〜と観て最後には発狂しましたっけ。
当時「ホラーとか宇宙人が〜とかにすりゃ結末はなんでもありかよ〜〜〜」とか雄叫びをあげたもんでございますわ。





この作家さん「親指さがし」の作家さんなんですね〜



親指さがし
親指さがし
山田 悠介


親指さがしも読みましたけど。


感想は「親指、見つかってよかったですね〜」ですな。



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